足指・足首をほぐすだけで、体が軽くなる
こんにちは!
夏の疲れが出やすいこの時期、健康で過ごしたいですが、
「最近、なんだか体が重い」
「歩くとすぐ疲れる」
その原因足は、足元にあるかもしれません。
外反母趾(足の親指が内側に入る)や内反小趾(足の小指が内側に入る)が気になっている人も多いです。
特に女性は、年齢を重ねると足指や足首の柔軟性が低下しやすく、姿勢や歩き方に影響を与えてしまいます。
足は、体の土台。
足指がしっかり使えていないと、地面をつかむ力が弱まり、ふくらはぎや腰に余計な負担がかかります。
足首が硬いと、膝や股関節の動きも制限され、全身のバランスが崩れがちに。
ピラティスでは「末端から整える」ことをとても大切にします。
足指や足首をほぐすことで、体の軸が安定し、呼吸も深くなり、動きがスムーズになるのです。
たとえば、こんな簡単なエクササイズがあります:
【 足指ほぐし】
- 座った姿勢で、片足を反対の太ももに乗せる
- 手の指を足指の間に入れて、軽く握る
- ゆっくり足首を回す(左右5回ずつ)
- 足指を開いたり閉じたりして、動きを感じる
この動きだけでも、足の血流がよくなり、足裏の感覚が目覚めます。朝の習慣にすれば、冷えやむくみの予防にも。
【足首のゆるめ】
- 仰向けになり、片足を軽く持ち上げる
- 足首をゆっくり回す(大きく円を描くように)
- 呼吸に合わせて、動きをなめらかに
足首が柔らかくなると、歩くときの衝撃吸収がスムーズになり、膝や腰の負担が減ります。
さらに、足元が整うと「立ち姿」も変わります。
足指がしっかり地面をとらえることで、骨盤が安定し、背骨が自然に伸びる。
結果として、姿勢が美しくなり、疲れにくい体へとつながるのです。
「足なんて、普段あまり意識していなかった…」という方こそ、ぜひ今日から始めてみてください。
ピラティスの動きに足元のケアを加えることで、体の変化をより深く感じられるはずです。
足元を整えることは、自分を支える力を育てること。
一歩一歩、軽やかに歩ける日々のために——まずは足指に、やさしく触れてみましょう!
