ピラティスと有酸素運動の“やさしい掛け合わせ”
自分史上最高体重を更新してしまったら・・
「運動しなきゃ」と思っても、何から始めればいいのか分からない。
そんな声をよく耳にします。
特に長らく運動から遠ざかっていた人にとっては、体力の低下や関節の違和感、体型の変化などにより運動へのハードルが高く感じられることも。
過去の私がそうだったように、いつの間にか自分史上最高体重を更新してしまった人もいるかもしれません・・
そこでおすすめしたいのが、ピラティスと有酸素運動の“やさしい掛け合わせ”。
それぞれの良さを活かしながら、無理なく続けられる方法をご紹介します。
◎ピラティスで整える、動ける土台
ピラティスは、呼吸とともにインナーマッスルを鍛え、姿勢や骨格のバランスを整えるエクササイズ。
関節に負担をかけずに、体の中心から動ける感覚を育ててくれます。
特に更年期以降は、筋力の低下や姿勢の崩れが起こりやすく、疲れやすさや不調の原因にも。
ピラティスで「軸」を整えることで、日常動作がラクになり、運動への自信も生まれます。
ただしダイエットを目的とするなら、ピラティスだけでは物足りない部分も・・・
◎有酸素運動で脂肪燃焼と巡りを促す
ウォーキングや軽いダンスなどの有酸素運動は、心肺機能を高め、血流や代謝を促進。
とくにダイエットの必要性を感じているなら、有酸素運動は脂肪燃焼やストレス軽減に効果的です。
ただし、いきなり長時間歩いたり、激しい動きをすると膝や腰に負担がかかることも。
そこで、ピラティスで体の使い方を学んでから有酸素運動を取り入れると、ケガの予防にもつながります。
◎組み合わせ方のヒント
- 週2〜3回、ピラティスで体の軸を整える
- その後、20〜30分のウォーキングや軽いステップ運動をプラス
- 音楽に合わせて動くと、気分も上がりやすく継続しやすい
- 疲れすぎないよう、呼吸と心拍数を意識して
この組み合わせは、体だけでなく心にもやさしいアプローチ。
自分のペースで動けるようになると、「運動=つらい」から「運動=心地いい」へと意識が変わっていきます。
ピラティスと有酸素運動の相乗効果で、心地よくダイエットを成功させましょう!
