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腕はもっと後ろにある!

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知らずに前に出ている腕と肩の関係

「腕はもっと後ろにあるんですよ」と言われて、ピンとくる方は少ないかもしれません。
でもこの一言が、姿勢や肩こり、呼吸の質まで変えてしまうほどの大きな気づきになることがあります。

「腕はどこからぶら下がっているの?」

解剖学的に見ると、腕は肩の前からではなく、肩のてっぺん——肩峰(けんぽう)という骨の突起から、真下に垂れ下がっています。
つまり、腕の「起点」は思っているよりもずっと後ろにあるのです。

ところが、現代人の多くはスマホやパソコン、家事などで前かがみの姿勢が習慣化し、肩が内側に巻き込まれています。
その結果、腕が身体の前に「くっついている」ような感覚になってしまうのです。

【力を抜こうとしても抜けない理由】

「肩の力を抜いてください」と言われても、うまく抜けない…そんな経験はありませんか?
それは、腕の位置が本来より前にあることで、肩周りの筋肉が常に引っ張られているから。
つまり、力を抜こうとしても、そもそも“抜ける状態”にないのです。

腕が前にあると、肩甲骨が外に広がり、背中の筋肉が働きにくくなります。
呼吸も浅くなり、首や肩に余計な緊張が生まれます。

「腕を後ろに戻す」ためのやさしい気づき

まずは、鏡の前に立ってみてください。
腕が身体の横ではなく、前にぶら下がっていませんか?
肩峰から腕が真下に垂れているイメージを持つだけでも、肩の位置が自然と整い、胸が開きやすくなります。

おすすめのワーク:

  • 壁に背中をつけて立ち、腕をだらんと下げてみましょう。
  • 肩の力を抜きながら、腕が「肩のてっぺんからぶら下がっている」感覚を探してみてください。
  • 呼吸が深くなるのを感じられたら、正しい位置に戻ってきている証拠です。

◎小さな気づきが、大きな変化に
大切なのはまず「気づく」こと。
ピラティスでは、正しい姿勢の土台をつくるエクササイズを丁寧に行い、少しずつ矯正していきます。
日常化した望ましくない姿勢から解放されて、日常生活をもっと楽に!未来の健康を守りましょう!

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