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朝の手が動かしづらい…?更年期の「手のこわばり」とやさしいケア

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手の甲の骨と骨の間と母趾球筋をほぐすケア

「朝、手がこわばって動かしづらい」「指がスムーズに曲がらない」

同世代の更年期の女性からよく聞きます。
実際、私自身も感じたことがあります。
これは、ホルモンバランスの変化によって起こりやすい症状のひとつ。
特にエストロゲンの減少は、関節や腱の潤滑性に影響を与え、手指のこわばりや違和感につながることがあります。

でも、ちょっとしたセルフケアで、手の動きがぐっと軽くなることも。
今回は、私がスタジオでもおすすめしている「手の甲の骨と骨の間をほぐすケア」をご紹介します。

まずは、手の甲をやさしく観察してみましょう。
指の付け根から手首にかけて、細い骨が並んでいます。
その骨と骨の間を、指先でそっと押してみてください。
痛みがある場合は無理せず、気持ちよいと感じる程度の圧で。
指先で小さな円を描くようにくるくると動かすと、じんわりと血流が促されていきます。

次に手のひらを上に向けて親指の付け根の下の盛り上がったところ(母趾球筋)をほぐしていきます。
ここはホルモンバランスの変化だけでなく、日常的にスマホで親指を酷使することで硬くなっていることが多い部分です。

このケアは、朝のこわばりを和らげるだけでなく、手の感覚を取り戻す助けにもなります。
手の甲の筋膜やリンパの流れが整うことで、指先までの巡りがよくなり、冷えやむくみの予防にもつながります。

さらに、ハンドクリームを使って保湿しながら行うと、肌の乾燥対策にもなって一石二鳥。
お気に入りの香りを選べば、気分もふんわり整います!

更年期は、体の変化に戸惑うこともある時期。
でも、そんな時こそ「自分の手に触れる」ことで、安心感や自分への信頼を取り戻すきっかけになります。
手は、日々たくさんのことをこなしてくれている大切なパートナー。
やさしくいたわる時間を、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。

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